軟水器のメンテナンスや樹脂の処理

2024.02.16

名古屋市を拠点に、ボイラーのメンテナンスや入替えを行っているかわだ工芸です。
こちらでは、当方にご依頼いただいた施工の事例をご紹介してまいります。

今回は軟水器のメンテンナンスの事例を紹介いたします。
ボイラーには未処理の水を給水すると、水の中に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの硬度成分がボイラーで濃縮されスケール付着によりボイラー本体の破損につながります。
防止するために軟水機を使いカルシウムやマグネシウムを取り除き、軟水化することが重要です。

そんなボイラーに必須である軟水器ですが使用頻度にもよりますが、3年に一度を目安として樹脂交換やフィルター等のメンテナンスが必要になります。
メンテナンスを怠ると硬度リークしたり通水量の減少が発生し、ボイラーが運転できないなどの不具合が発生します。

今回はメンテナンス作業の一つである樹脂の抜き取り作業中の様子を紹介いたします。

▼軟水器のヘッド部分の取り外し

軟水器のヘッド部分と通水管を取り外しだ状態です。取り外した部品はフィルターやパッキンの交換等のメンテナンスを行います。

▼樹脂抜き取り作業中

バキュームポンプを使い樹脂を抜き取り中です。100Vポンプを使用しておりますのでバキュームカーが入れない等の現場でも素早く作業できます。

▼樹脂抜き取り作業
 
抜きとった樹脂です。膨潤化が進み色が茶色に変色しています。
抜き取り作業後新品の樹脂を入れ組み立て後、通水テストをし作業終了です。

軟水器のメンテナンスや撤去する場合、分解して樹脂等を分別して廃棄する必要があります。
また樹脂は散らばると非常に滑りやすくなるために慣れていない方が作業しますと大変危険です。
もし、軟水器のメンテナンスや処分にお困りでしたら一度お問い合わせください。

▼お問い合わせはこちら

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